気迷い気分の長期金利見通し2007/07/07 10:19

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本日のテーマ【気迷い気分の長期金利見通し】

先週のメルマガで、世界的な金利の上昇傾向、あるいはインフレ懸念は、
主として中国発の安い労働コストの提供によるデフレ圧力で抑えられる
傾向にあるとのコメントを致しました。一方、その前のメルマガでは、
米国の債券市場が順イールド化し、正常な形に戻ったことをお話して
います。これは将来の長期金利上昇の兆しが表れだしたことを指摘した
ものです。

一見、これら2つの内容は相反するように見えますが、後から考えると
なるほどと思われることが有ります。長短金利のイールドカーブから、
市場参加者のコンセンサスが読み取れるのですが、米国の長短金利の関係
が順イールド化し、専門用語ではベアスティープ化と表現されているのを
見ることができます。

これは、将来金利は上がっていく傾向にあることには違い無いけれども、
ゆっくりとしたものであろうとのコンセンサスがあるものと思います。

ちょううど先週の記事を書いた後、去る6月29日、中国人民大会で、
新労働契約法が成立し、国内外の企業に対して2008年度から終身雇用
制が義務付けられるとのニュースが飛び込んできました。

これは将来的に中国の労働コストの上昇要因につながります。
ひいては中国発のインフレ圧力による世界的な金利上昇の波及という
ことにもつながりかねないので、このまま低金利が続くわけでもなく、
かといって世界的に本格的な金利上昇過程に入ってきたというような
状態でもなく、ベアスティープ化という変化が市場関係者の金利見通し
に対する微妙なムードの変化という形に表れているように思います。



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長期投資と分散投資に懐疑的な人へ2007/07/14 11:16

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本日のテーマ【長期投資と分散投資に懐疑的な人へ】

長期投資に懐疑的な人の意見として、リスク(損益のブレ率)は確かに
減るが絶対値としては拡大するではないか、という意見があります。

これに対しては何に投資するかが大きなポイントになります。
ゼロサムゲーム、もしくはマイナスサムゲームに参加する場合には、
確かに一理ありますが、プラスサムゲームである国内外の株式市場と
国内外の債券市場の全体をカバーするように投資すれば、期待収益率
に対して
リスクは長期的には確実に低下します。長期的に全体的に右肩上がり
の市場に投資しているからです。この場合のリスクとはまさに下ブレ
リスク、つまり元本割れリスクが低下することを意味します。

具体的には、バブル崩壊の1989年を含む1984年12月から2004年12月
の20年について世界債券50%と日本、米国、欧州、アジア(除日本)に
12.5%ずつ均等分散投資した場合、例え運の悪い1989年のタイミングで
投資してしまった場合でも7年以上経過すると+1.4%になるというデータ
があります。

もう一つ、分散投資は必ずしも小額投資家にとっては正しい選択肢とは
言えないのではないか、という意見があります。

これは、小額投資家が分散投資をすることによって運用パフォーマンスが
低下してしまい、かえって非効率になるのではないかという疑問です。

これは究極的には人生観にも帰結するところがあります。歴史に例える
と、桶狭間の戦いに勝った織田信長はまさに人生の賭けをしたわけです。

しかし、一般的には長生きのリスクに対して、ギャンブルをするべきで
はありません。

つまり資産運用は何のために行うか、いつまでにいくら必要だから、
そのために今からいくら投資する必要があるかという将来必要額から
逆算して求めることで、計画性を持つことです。特に老後は労働収入
という人的資本価値が途絶えるわけですから、求めた老後のための必要
額は、集中投資である投機で資産運用すべきではありません。

できるだけ目標額を達成する確率を高めることに重点を置くべきです。
つまり、分散投資は同じ期待収益率に対して、リスク(損益のブレ率)
を減らせる効果があること、実現可能性が高まることに意味があるの
です。そして、分散投資で長期的な複利の効果を十分効かせた計画的な
運用をすることが正しいプロセスと言えます。

一方、ポケットマネーでおこなう運用は、捨て金と割り切るべきであり、
そうであるならば、集中投資で投機をすることはかまいません。

たちの悪いことに、貯蓄から投資という世間の流れにのって、あたかも
自主年金づくりのための資産運用と称して投機に誘導する業者がいる
ことです。

これは正しい投資教育から逸脱したものです。集中投資はあくまで
遊び金としておこなう趣味の投機というのが正しい位置づけです。



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保険はリスクヘッジ、投資は利殖行為2007/07/21 10:36

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本日のテーマ【保険はリスクヘッジ、投資は利殖行為】

最近、同じ金融商品でも保険商品と投資性商品でも損か得か、という
同じ損得概念で考えたがる人たちがいます。それでは期待値で考えて
いますか? と問いてみたいところです。

言わずもがな、投資は利殖行為であるわけで、期待値、つまり、期待
収益率がプラスである投資戦略にこだわるのは当然です。

これについては国際分散投資戦略が最も有効な投資戦略であることは
過去に何度もお伝えしています。

それでは、保険の場合はどうでしょうか?

保険は、もしものためのリスクヘッジ商品です。大数の法則に基づき、
しかもそこから営業上のコストを引かれるので、期待値はどんな保険
でも全てマイナスです。プラスの商品があったら詐欺商品です。

にもかかわらず保険を必要とするのは、例えば、残された子供に必要
な教育費や遺族の生活費の保障が莫大な額、つまり、現在価値でみた
個人のバランスシートが大幅にマイナスになっているとき、期待値が
マイナスでもリスクヘッジとしてやむなく必要となる場合があるから
です。

具体的に一つの例を取り上げてみましょう。たまたま保険のページで
オリックスの定期保険が出てきましたのでそれを借用させて頂きます。

30歳男性が60歳まで、オリックスのダイレクト定期3,000万円に加入
した場合、払込み保険料総額は3,916,800円です。

これに対して、男性が30歳から60歳までに死ぬ確率は、生命表(H12
年度から借用)によると、30歳時で1000人中984人が生存しており、
60歳時で1000人中896人生存していることから、30歳で生きている
男性が60歳までに死ぬ確率は(984-896)/984=8.9%です。

従って、3000万円の保険金を受け取れる期待値としては、
3000万円×8.9%=268万円 です。

これに比べて払い込み保険料総額の3,916,800円が大きいわけです
から、期待値はマイナスです。

しかし、期待値がマイナスだからと言って単純に保険加入は損だから
必要がないと結論することはできません。目的がリスクヘッジだから
です。

利殖行為としての投資に対して、リスクヘッジとしての保険の場合は、
目的がそもそも全然違うことから、同じ期待値という評価尺度だけで
単純に必要性を判断することができません。

正しい回答は個人のバランスシート上、現在価値でみたときに債務
超過になっているか、純資産がプラスになっているかで判断すること
です。

純資産がプラスで大きくなるほど、保険は卒業してファイナンシャル
フリーダムを目指して投資に資金を投入すべきであり、逆に債務超過
である場合には、当面いざと言うときのために保険で手当てする必要
があります。

なお、利殖行為であるにもかかわらず、期待値がマイナスである投機
は趣味の世界であって、あえて手を出す必要性はありません。


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変額年金 いつか来た道?2007/07/28 11:20

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本日のテーマ【変額年金 いつか来た道?】


7/25(水)の日経新聞7面に表題で、マニュライフの新製品「びっくり
箱」についての記事がありました。MUFG(三菱東京UFJ)のコマーシャル
でもこの変額年金の宣伝をしています。

サプライズは従来の変額年金保険よりも株式投信の組み入れ比率を最大
75%まで高めてリスクをとっていることです。

この運用リスクを保険契約者が負うのは勿論のことですが、年金原資を
保証している商品の性格上、保険会社も運用リスクを負っています。

かつて米国でも2000年以降のITバブル崩壊時に株価が急落し、巨額の
損失を計上した変額年金から撤退した生保がでたという歴史があります。

信用リスクを誰が負うかというところに最大の注意を払うべきです。

いくら魅力的な条件つきの商品を提示されても、それを保障するのが私
だと言えば、言うことは誰でもできます。運用がうまくいかなければ、
つぶれましたで済むからです。

生保でも生命保険契約者保護機構によって一定のリスク保全がなされて
いますが、公募型投信なら個別商品ごとに信託法で完全分離保全が義務
付けられています。元本自体は保証されませんが、こちらの方が信用リ
スクの観点からは、より強固なシステムです。

私だったら、実質的に投信での運用のリスクを負うのなら、個別に信託
分離保全された投信そのものを購入して運用しようと考えます。

ただし、運用期間をあまり長期にとれずリスクを負えない人や相続対策
まで、お考えの人なら選択の余地はありそうです。

しかし、ここでさらに言いたいところは、変額年金保険の相続時の税制
優遇措置も将来、永久に保障されたものではないということです。 
税制変更リスクも現実的な可能性としてあることも念頭に置くべきです。


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